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ふるさと納税のポイント付与が禁止に

みなさんふるさと納税はご利用されていますでしょうか。自己負担2,000円で返礼品がもらえて、寄付というかたちで税金の前払いにもなるということであれば積極的に活用しようという方も多いのではないでしょうか。さらに返礼品をポータルサイト(楽天やふるなびなどの仲介サイト)で選べばポイントが付与され、ポイントで何を買おうかという楽しみもあります。

そんなふるさと納税に改正が入ります。その一つが「利用者に対しポイントを付与するサイトを通じて自治体が寄付を募ることを2025年10月から禁止する」というものです。

ポータルサイト間でのポイント競争が激化し、応援したい自治体への寄付というふるさと納税の本来の趣旨から逸脱していることが問題視されています。また自治体側が仲介サイトに手数料を支払わなければならず寄付金を削ることになることも一因のようです。楽天グループは国(総務省)を相手取りポイント付与禁止の総務省告示を無効にするよう訴えていますが、総務省は予定を変更せず改正を行う方針を示しています。

また来年からは加工品の地場産品基準がより厳格化され区域内で生産された原材料を100%使用している場合にのみ返礼品と認めるという改正も予定されており返礼品のラインナップが変わることが想定されます。

私もふるさと納税を活用するようになって数年が経ちます。これは良かった!という返礼品もあれば、たくさん頼みすぎて結局消費しきれなかったなどの失敗もあり、自分にあった寄付の仕方を模索しているところです。訪れたことのない土地のものを食べることができるのは楽しみの一つでもあり、11月~12月に駆け込み寄付をする私としては頼んだ返礼品をお正月に家族と食べることが恒例行事にもなっています。これからは返礼品を楽しみにするのとともに寄付先の自治体がどんなところなのか、いかに寄付が活用されているのかにも思いを馳せたいと思います。もちろんふるさと納税ばかりでなく住んでいる自治体に納税し地元を応援するのもありです!

ポイントを楽しみにしていた方は9月までの寄付をご検討ください。寄付の上限額がわからないという方は弊社担当者までお問い合わせください。

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