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【トラブル急増中】デジタル遺品 ~見えない財産の守り方~

(1)デジタル遺品(デジタル資産)とは
近年「デジタル遺品」という言葉を耳にする機会が増えました。
スマートフォンやパソコンの中には、ネット銀行・証券・電子マネー・サブスク契約・写真・SNSなど、多くの大切な情報が詰まっています。これらはオンライン上の価値ある財産=「デジタル資産」とも呼ばれます。

(2)デジタル遺品の抱える問題
最大の問題は「故人のパスワードがわからない」ことです。国民生活センターでも、次のような相談事例が示されています。

■ スマホのロックが解除できず、ネット銀行等の契約先がわからない
■ コード決済サービスの残高等の移行手続きができない
■ ID・パスワードがわからずサブスクの請求を止められない

さらに、ロック解除に失敗した遺族は約4人に1人との調査結果もあり、相続手続きへの影響も小さくありません。

(3)今から考えておきたい「デジタル終活」
いざという時に家族が困らないよう、次のような準備が推奨されています。

■ スマホ/PCのロック解除情報を家族が確認できる形で残す
■ 主要サービスのID・パスワードを、エンディングノートや書面に記録しておく

以上のように、生前のデジタル資産整理、いわゆる「デジタル終活」の必要性が高まっています

(4)弊所でも支援サービス考案中
デジタル終活を行うにあたり、情報の記録や管理に加え、契約・ID・パスワードを洗い出す初期整理も大変な作業と考えられます。弊所でも、お客様のこのようなお悩みにお力になれるよう支援サービスを考案中です。ご不明点がございましたら、弊所へお気軽にご相談ください。

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