先月20日、3回目の緊急事態宣言が解除されましたが、東京都他はまん防に移行することになりました。飲食店での酒類提供は限定付きですが認められることになりました。飲食店側からすれば酒の提供を、首を長くして待ち望んでいただけにうれしさも半減といったところでしょうか…。 近頃私はアルコール無しでは好物である串揚げや天ぷらなどは従来の半分程度しか食べられなくなっていることに気がつきました(どうでもいい話ですが。笑)。実はアルコールには「理性の座」ともいわれる大脳新皮質の働きを鈍くする効果があって、それによって感情や食欲etcの本能的な部分を司る大脳の古い皮質の働きが活発になるそうです。これが揚げ物をたくさん食べられなくなった原因で、一方行政が酒類の提供を制限する理由はここにあるかもです(苦笑)。 そう考えると酒類の提供を時間で制限するのは無意味で、一人ビール1本までとか酒量で制限するほうが理にかなっていると思うのですが、皆さんはどうお考えですか? 話は変わりますが、先日日経MJ2021年上期ヒット商品番付が発表されました。 東の横綱はサステナブル商品、西の横綱は買い物テック。前者はコーラのラベルレス容器やユニクロの再生素材衣料などサステナビリティー(持続可能性)を意識した商品。後者はコロナ下の非接触ニーズにデジタル対応する店舗。例えばマクドナルドのモバイルオーダー、ファミマの無人決済店etc。もちろん番付上位に入ったノンアルコール飲料やテレワークスーツなどはコロナ禍が番付を押し上げている感は否めないものの、今や社会の大きな転換期にあることを物語っているようです。 我々中小企業はこの大転換期にどう立ち向かうべきか?こういう局面では姑息な手段は通用しないか、仮にしたとしても長続きはしないでしょう。 この機会に「自分が本当にやるべき仕事(自社が真剣に取り組まなければならない事業)は何か?」を真正面から考え、前向きに必死に取り組むことが大事ではないでしょうか。そしてその仕事(事業)が自分(自社)にとって得になることはもちろんで大事ですが、何より「世の為、人の為」になりうるものであることが転換期を乗り切る必要条件だと思います。ちょっと真面目すぎる答えでしたね。
先月11日、出版社の宝島社が新聞朝刊3紙に意見広告を掲載しました。 見開き2面に「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ政治に殺される。」 政府の新型コロナ対応を痛烈に批判するメッセージが並んでいました。ご覧になった方も多かったと思います。よくぞ言ってくれたと思うものの、言いっ放しではなんら解決策にはならず、ここはやはりワクチン頼みか…。 そのワクチン、最優先の医療従事者ですら2回接種完了者が4割にも満たない状態が続いています(5/14現在)。そんな中私は5月13日、第1回目のワクチンを早くも接種しました。恥ずかしながら第2優先順位の高齢者枠で(苦笑)。 私は小金井市の住人ですが、4月中旬にワクチン接種券が郵送されてきました。予約開始日時は4月23日午前9時。予約申込が殺到することを見越して両面作戦をたてました。私は電話申し込み。PCに強いSGAの吉野はネットから。案の定9時ちょい前から電話をかけてもどこの会場も話し中か、混み合っている旨のアナウンスが流れるばかり。15分ほどかけ続け、だめだこりゃとあきらめかけた頃、吉野から「取れました!」の一報。「でかした!!」。とりわけ高齢者はPCを苦手にしている人が多いのでこれから申し込まれる方は必ずネットから。 接種当日、大規模接種会場である小金井市保健所へ。2~3時間はかかるだろうと覚悟して出かけました。何故なら年配の方ってお医者さんから問診されると必ずひとこと言うじゃないですか。「ちょっと鼻水が出てる」とか「背中のどこそこが痛い」とか。 あにはからんや、わずか30分で全て終了しました。副反応をみる為の接種後15分間の待機時間中に次回の予約を受け付けるなど効率化を図り、驚くほど会場スタッフの動きに無駄がなく、幾度も検討会を開いてしっかり予行演習もしたんだろうなと感心させられました。 一方で医療従事者専用予約サイトを開設したものの4月29日から2週間もパンクしたままになり、世田谷区では用意したワクチンの使用期限が迫っているなど多くの自治体では依然としてドタバタが続いています。 行政も我々も平和ボケになっているんでしょうね。こんな調子では将来起こりうるであろう地震や有事の際にはどう対応するのだろうと今から先が思いやられます。各々がその立場立場で日々緊張感をもって過ごすことが肝要かと感じる今日この頃です。
先月12日、プロゴルファーの松山秀樹がゴルフの祭典を制しました。どれほどかというと、オリンピックの陸上100m走で優勝するのと同じ位すごいことだと思います(笑)。 ゴルフをなさらない方の為に簡単に説明しておきますね。今般松山選手が優勝したのは世界4大メジャー大会の一つ、マスターズ・トーナメントです。他のメジャー大会と違って創設以来ずっと同じコース、米ジョージア州にあるオーガスタ・ナショナルGCで開催されます。やはり4大メジャーの一つ全英オープンで、4年に一度開催されるゴルフの「聖地」英セント・アンドリュース オールドコースはパブリックとあって誰もがプレー可能であるのに対し、オーガスタはメンバーコースの為、プレーできるのはメンバーとそのゲストのみ。しかもそのメンバー数も約300名と極めて少数であるがゆえ、世界中のゴルファーにとってプレーすることなど夢のまた夢のコースなんです。 そんな大会で日本人初(アジア人でも初)の優勝を飾りました。 当日は時差の関係で私は朝の5時(妻は3時半)に起きてテレビ観戦。本人はもちろんでしょうが、観ている私も胃が痛むような戦いでした。アナウンサーが興奮気味に優勝を告げた後、1分間ほどテレビの音声が途切れてしまいました。解説者の中嶋常幸プロ達やアナウンサーまでが感涙で言葉にならなかったんですね。 ゴルフをしない人達も快哉の声をあげたと思います。コロナ禍で意気消沈している日本人にとって一服の清涼剤になったことは間違いありません。 同じタイミングで世界の称賛を受けたのが松山選手を支えたキャディーの早藤将太さん。ウイニングパットが決まって最終ホールのピンを戻した後、帽子をとってコースに深々と一礼。この行動に世界が驚き、一方我々日本人は重ねて誇らしさを感じることができました。 そういえば7~8年前、東京マラソンに参加したSGAの長濱がゴールした時のことを思い出しました。クタクタになってゴールした瞬間、くるっと後ろを振り返り、いままで走ってきたコースに向かって一礼しました。これを観た瞬間、同じSGAの人間としてどれほど誇らしく思ったことか…。 SGAゴルフコンペも第50回という節目の記念大会がコロナ禍で足踏みしています。 できれば今秋、できれば優勝。今の私のささやかな願いです。
1月8日にスタートした緊急事態宣言は2度の延長を経て、先月22日全面解除されました。とはいえ、東京都の1日あたりの新規感染者は現在も300人程度と下げ止まり感は否めません。鳴り物入りで日本に届けられた「ワクチン」もいつ順番が廻ってくるのやら…。 宣言期間中ほとんどの飲食店は7時半オーダーストップ、8時閉店。仕事の打合せが長引いて、続きは食事をしながらと思っても店が見つからず…(涙)。 その何十倍もの苦労を強いられているのが飲食店側。事務所のある新宿国際ビルと通りをはさんだところのハイアットリージェンシー東京、先月一杯で中華を除く飲食店が閉店しました。会席料理の店も鮨屋も鉄板焼きも。とりわけ鉄板焼きはオープンしてまだ2年も経っていないんじゃないかな…。私自身近所ということもあって30年来の付き合いがあっただけに衝撃的でした。 コロナ禍でも売上を伸ばしている飲食があります。「バーチャルレストラン」というサービスを展開する「TGAL」。テガルと読みます(笑)。デリバリー専門の約40のブランドを提供しています。 分かりやすく説明するとこんな感じ。唐揚げが有名なA店をTGALが口説いてフランチャイズ化できるようにレシピを作ってもらいます。一方コロナ禍で苦戦している定食屋B店は、店にあるフライヤーを利用して唐揚げをA店のレシピ通り作ります。販売はネットからです。お客がA店の唐揚げが食べたいと思って検索すると近所にあるA店がでてきます。そのA店こそ実はB店です。ネットで注文を受けたB店はウーバーイーツなどを利用して、A店として唐揚げをお客に届けます。いわば飲食の二毛作です。 B店にしてみれば新たな設備投資をしなくても売上を増加させられる。メニュー的にテイクアウトが難しかった飲食店もこれで道が開けそうです。極論すればド素人でもアパートの一室で開業できるかも…。 今般のコロナ禍、ビジネスの大きな転換期となりそうです。
花粉症の季節がやってきました。 花粉の飛散量の傾向は前年度の気象条件と飛散量が大きく影響するそうです。その伝でいうと、今春の花粉飛散量はおおむね平年より少ないものの、昨年よりは多くなるそうです。昨今ではコロナ感染症と勘違いされてしまいかねないので皆さん神経を使っておられますね。 私はここ10数年来、花粉症に悩まされ続けていました。例年アレグラやアレジオンなどの薬を年明けから飲み始めます。日中眠くなったりする副作用がでる割に効果はさほど…。 ところがあるサプリに出会ってから花粉症の症状がほとんど出なくなりました!! 2年前の正月にネットで偶然みつけたのがこれ。早速定期購入して飲み始めたものの、全く効果なし。やはりダメかとあきらめつつ、毎月送られてくるのでつい習慣でいくつかのサプリと一緒に服用していたところ、1年経った昨年の春には全くといっていいほど症状が出ていないことに気がつきました。たまに大きなくしゃみは出ますけど…(笑)。 ところで、私は犬1匹、猫2匹を飼っているのですが、犬は皮ふが弱く、猫の1匹は生まれつき鼻炎もちです。同じメーカーから犬用のサプリも登場したので、昨年の正月から犬・猫に飲ませているのですが、1年経ってもきわだった改善が見られません。 集中してパターを打つ瞬間、鼻水がぽとりと落ちてきて、入れごろのパットをはずし悔しい思いをなさった方も多いと思います。 もしこのサプリにご興味がありましたら是非お声がけを!但し、1年間の忍耐が必要ですぞよ(笑)。
先月18日、私の母が亡くなりました。満91歳(あと2週間で92歳)でした。 今年の元旦に発熱の為、救急搬送されました。新型コロナの感染症が疑われ、結果は陰性でしたが両肺に炎症を起こしていました。 その後6日になって脳梗塞を発症し、おそらくほとんど意識がなくなってしまいました。おそらくと書いたのは、コロナ禍の下で全く面会が許されなかったからです。 2~3日に1回リモートで様子がみれましたが…。母に大きく声を掛けるも反応があるのか無いのか…。母にはたいそう心細い思いをさせました。小康状態だったものの、携帯が鳴る度に病院からかとビクビクしていました。 そして恐れていた時がきました。 その電話が鳴った時、私は小さな大腸ポリープを内視鏡で切除してもらっているまさに最中で、最悪でした。支度も早々にあわてて病院に駆け付けたものの死に際には間に合いませんでした。最後まで親不孝な息子でした。 母は大阪生まれ。何不自由なく育てられたものの、当時女学生だった終戦間際の大阪大空襲で両親を喪いました。そんなこともあってか我々3人の子供達をとても大事に育ててくれました。一方、過干渉ぎみでいつまでも子離れのできない母親であったと思います。 昨年母がポツリと「お葬式が寂しいのはいやだな」と言うので「コロナ禍下だから無理!家族葬だな」と本心ではなかったものの冷たく返したのが悔やまれました。 母が想い描いていたであろうあこがれの葬儀を…。 生まれ育った大阪の玉水記念館の大ホールを使っての神式の葬儀。祭主は母がずっと以前よりお慕いしていた湯川彌壽善先生に。洋花をふんだんに盛り込んだ祭壇と生の奏楽。参列者は20人弱でしたが、華やかな葬儀になりました。ハードルは高かったけれど、きっと母も喜んでくれたことと思います。 これまで母とのふたり旅(3年前まで毎年出かけていました)について、何度かこのコラムで書いたことがありました。そのこともあっていまだに母の様子を気にかけてくださる方がいらっしゃいましたので、この場を借りてそのご交誼に感謝を申し上げさせて頂きます。 「ありがとうございました」
先月号では「16時間ダイエット」と「オートファジー」について書きました。昔から、規則正しく食事をとる…
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いまはやりの「ディール」という言葉。本来は取引とか売買とかを意味しますが、米のトランプ大統領が使う…
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