円安に歯止めがかかりません。昨今1ドル=135円近辺で推移しています。 80円前後だった2010年頃私は銀行に何回か足を運び1000$ずつ換金していました。その時の$はとっくに使い切ってしまいましたが、10万円(1000$)以上の物を8万円で購入することができたので、ずいぶん得した気分になったことを覚えています。 この調子が続けば不景気で物価高(スタグフレーション)になりかねません。政府が長年にわたり物価高を創出しようとさんざん苦労していたのに皮肉なものです。 景気が良くならないのは将来に対する国民の不安があるから。だから、買い手控える。あたりまえのことです。 景気を良くする特効薬は人口を増やすことしかないと考えています。政府も少子化には頭を悩ませていますがこれだという打開策はいまだに出てきません。時短がすすめば生活にゆとりができて子供が増えるなんて落語のような話ですね(笑)。 そんな折、衝撃的なニュースが入ってきました。内閣府の発表ですからおそらく真実だと思います。 独身の20代男性の35.8%はデートした経験がない。同じく女性は25.1%。20代男性の65.8%が配偶者や恋人はいない。同様に女性は51.4%。 えーっ!少子化対策もここから始めなきゃかいっ!って感じですよね(笑)。このような結果になった要因は単純なものではないことはわかります。 私が不安を覚えるのは、むしろ情操の問題です。 皆さんも思い出してください。20代の頃って恋愛したり失恋したり、それで気持ちが高揚したり、傷ついたり。それらのことは人々にとってかけがえのない経験、思い出になり、このことが人の感情を豊かにし、人に対する思いやりを醸成していくのだと思います。彼女、彼氏がいなければ却って仕事・勉学や趣味に費やす時間が増えてこれはこれでいいという考えもあるとは思いますが・・・。 このままだと数十年後の日本はアンドロイド的人間で埋めつくされてしまいそうでこわいなあ。
たまたま棚の整理をしていたらセピア色をした20数枚のレポート用紙がでてきました。 その存在すら忘れていたのですが、私が平成8年から30年まで毎年書き留めた「新規顧客一覧」。左側半分には順番に番号がふってある新規顧客の会社名。右側半分は見込顧客が。 平成8年というと私がSGAを開業した翌年にあたります。この年、新規顧客は39件。ちなみに一番多かったのは平成27年の69件。逆に少なかったのは平成23年の17件でした。その都度書き足したり消し込んだりしていたので用紙はボロボロです。 それはまさしく私とSGAの歴史そのものです。 一昔前まで新規顧客は銀行、生保・損保等の金融機関や既存のお客様からの紹介が主でした。今ではありえない話ですが、SGA開業当時は近辺の銀行に手土産をもって挨拶まわりをしていたぐらいです。 私自身いろんな方と毎晩のようにお付き合いをして昔ながらの泥臭い営業をしていました。私を知ってもらえさえすれば見込み客を紹介してもらえるという自信もありました(笑)。 しかし、ここ数年は廃業・倒産や解約(折り合わずこちらからお断りする場合もあります)件数も少なくなく、一方思うようには新規獲得も難しくなってきています。 そもそも会計事務所を人から紹介してもらうというよりお客様自身でネットから探して、比較してから決めるというパターンができあがりつつあるのと、営業をかける対象者が私よりはるかに年少になってしまって声をかけずらいということもあります。その上昨今のコロナ禍も…。 「新規が増えないまま廃業解約等が増えていったらSGAの将来がどうなるかわかるよね」「顧問料や決算料だって無くなる時代がくるかもよ」とスタッフには折に触れ話をしているのですが、どうもピンときている様子がありません(苦笑)。 危機感をあおりすぎるのもどうかと思うのですが、各々が危機感と問題意識を持ってくれれば、担当先の経営者の方々の悩みや不安を共有できるのではないかと考えています。 「そうなればお客様にも頼りにされ新規のご紹介も増えてくるのになあ」とひとりごちてしまいました(笑)。
4月13日、第50回SGAゴルフコンペ記念大会を無事催行させていただきました。 一口に50回と言っても25年の歳月を要しました。コロナ禍で2年間延期しましたので実際には27年です。このように長期間続いているコンペは私の周りでは皆無です。 一度でもコンペを開催なさったことがおありの方はおわかりだと思いますが、実際手間も費用もかかります(苦笑)。コンペ会場探し、参加者の募集、景品の購入、馬表の作成、組合せ等々…。組合せ一つとってみてもゴルフのハンデ、年齢、職種、相性etcを考慮して決めていくのですが、キャンセルが出てしまいまたいちからなんてこともしょっちゅうです(泣)。コンペなんてやめてしまえと思ったことは一度や二度ではありません。 じゃ何故続けるのか? 継続は力なりという言葉がありますが、ご承知の通り継続することは成功につながるという意味です。コンペの場合の成功とは何でしょう。 お客様同士やお客様とSGAとの親睦?半日ご一緒するわけですからある程度同伴者の人となりは分かります。当然のことですが仕事の話もでるでしょう。お互い馬が合えば契約に繋がるかも知れません。実際そういう例はいくつもありました。 しかし何となく感じるのはコンペ自体を営業の場と考えている人が少なくなったような気がしています。だとすればそもそもコンペへの参加意義がうすれますよね。 バブルの頃、個人ではなかなかゴルフ場の予約が取れず、コンペ自体が有難がられる時代がありました。ましてや名門コースでプレーするのは夢のまた夢でした。週刊ダイヤモンドが例年4月頃「行ってみたいゴルフ場」特集号を発刊していたぐらいです。なのでSGAコンペは名門コースで!と。 コロナ禍で幻となってしまいましたが50回記念大会を福岡県の古賀C.C、芥屋(けや)C.Cにこだわったのもそんな理由からでした。でも昨今は名門コースだから是非参加したいというような風潮ではなさそうです。 SGAコンペを今後も続けるのか、第50回記念大会を区切りとして中止するのか?非常に悩ましいところです。 SGAコンペのスタート当初の役目は寂しいかな終えた感がしています。 春秋2回名門コースでなどと気負わずに、今後は肩の力を抜いて、ゴルフを純粋に楽しみたいという方の為の場を提供していけたらと今は考えています。
お陰様で滞りなく確定申告業務を終えることができました。先月号で資料が集まらないことにはお手上げですとグチをこぼしましたが、それもあってか割りあいスムーズに・・・(笑)。 一昔前までは申告期限の15日といえば、午後からスタッフ全員手分けして申告書をそれぞれの税務署へ提出しに出かけるというのが慣例でした。最後の一人(運悪く一番遠くの税務署行きが当たった人)が事務 所に戻って来て、はじめて終了。マラソン競技の最終ランナーのように皆からあたたかく迎えられていました。今では電子申告の普及でわざわざ税務署へ提出する手間が省け、大助かりです。 その日の夜は「打ち上げ」。例年どこか美味しいお店に全員で繰り出すのですが、コロナ禍もあって2年連続で事務所内での会食となりました。 今回は「寿司」+「ステーキ」。知り合いの寿司職人2人に出張してもらい、別室で握ってもらいました。 用意してもらった寿司は450貫。ボリュームたっぷりの「ステーキ」に充分すぎる程の「酒」、すべてなくなりました。嬉しかったです。 連日の残業に、休日出勤。頑張ってくれたスタッフに対して私の感謝の気持ちが多少でも伝わったかなと感じた瞬間でした。 ところで確定申告の時期になるといつも思い出すシーンがあります。遠い昔のことです。 申告業務は妻に任せっきり、私は営業(?!)で、毎晩のように遅くまで酒を飲んで帰っていました。もちろん提出期限の前日でも。 そして3月15日の朝、テーブルに一枚の紙がおいてありました。 「お疲れ様です。今、夜が明けてきました…」で始まる妻からの手紙でした。 「やばっ!」 でもうらみ言はひとつもありませんでした。それ以来私は彼女に頭が上がりにくくなりました。ゴルフの成績が劣っているからではありません、念の為(苦笑)。 なので確定申告時期は、当たり前ですが、いまのSGAがあるのは私一人の力ではないということを再認識するいい機会になっています。
例年どおり1月はSGAの昇給の月でした。夏・冬2回の賞与を含め、私が最も頭を悩ませる時です。 従来であったら、一旦基本給を決めてしまえば、賞与の額もある程度見通しがつくのでさほどではありませんでした。仮に基本給が30万円、賞与が4ヶ月分だとすると年俸は480万円。この年俸がその人の実力に見合っているかを他の人のそれとの比較で考えていけばよかったのですが…。 ところがこの1~2年、その構図が全く通用しなくなりました。その原因は残業手当です。 多い人になると年間200万円近くになります。年俸480万円と想定していたものが、いきなり680万円にはねあがってしまいます。誤解されるのを恐れず極論すれば、仕事の効率が悪い人ほど高給とりになってしまいかねません。 このあたりの調整が本当に難しく悩ましい!! 昨今の「働き方改革」で長時間労働解消のため就業残業時間が厳しく制限されるようになりました。企業規模、業種を問わずです。 ところで税理士は絶滅危惧資格などといわれているものだから(苦笑)求人もままならず。就業時間を短くしたら応募が増えるかもと9時から17時までの7時間労働に変更したことも残業時間が増えた一因であると考えています。 残業時間を減らすためには労働生産性の向上が求められるのですが、これがなかなか厄介です…。 例えば、今まさに佳境を迎えている確定申告業務。ただ資料が集まらないことには全く先に進めず…。いくら効率化を進めようにも、ここだけはお客様頼みです。 昇給の話から最後はグチになっちゃいました。毎年のことながらスタッフ一同連日の残業で確申業務を乗り切ります! 皆さんも陰ながら応援してくださいね!!
先月19日、早くも3回目のコロナワクチンを接種しました。前2回はファイザーで今回はモデルナです。いわゆる交互接種です。 交互接種の方が抗体の増え方が大きいという厚労省の資料はありますが、改ざんされたものでないことを願うばかりです(苦笑)。 ところで初詣に出かけられた方も多いと思いますが、皆さんはおみくじを引く派ですか?私は必ず引きます。 毎年仕事始めの日。事務所近くの熊野神社にスタッフ一同とお詣りするのが恒例となっています。その折には必ず。 昨年あたりから筒の中からみくじ棒を引くスタイルから、自販機式に代わり、全く情緒がなくなってしまったのは寂しい限りです。 今年は見事「大吉」を引き当てました。大吉は凶に還るとも言われますが、今年一年は約束されたような気がして無条件に嬉しいです。その日一日だけですけど(笑)。 占いといえば過去に一度だけ手相を占ってもらったことがあります。ずっと昔の話。宴席が終わって知り合いの建設業の社長と吉祥寺の商店街を歩いていた時のこと。 手相占いの女性がろうそくを灯して座っていました。その前まで来ると、彼は突然立ち止まり、黙って両手のひらを広げて彼女に見せました。彼は何一つ質問しないまま、彼女が何か言っているのをただうなずいて聞いているだけでした。 「瀬野さんも見てもらいなよ」 私も同じように両手のひらを広げて見せました。同じように黙って聞いていました。健康のことや金銭のこと等いろいろ言われたと思いますが、いま覚えているのは運命線を褒められたことくらいかな(笑)。 占いは運を呼び込むのに重要なモチベーションの一つです。良いことを言われていやな顔する人はいませんよね。悪いことは即忘れればいいのです。 今年はうまくいくかも。成功するかもと思うポジティブな気持ちが「運」を呼び込みます。 あるアンケート調査によると「自分は運がいい」と思っている人は全体の3割弱だそうです。 皆さん、この中に入っていますか?例えば同じ年収でも、満足に思う人がいれば不足に思う人がいます。不足に思うのはネガティブ思考?でも増えるよう努力しようと考えるのはポジティブ思考。 結論。人は心の持ち方ひとつで幸せにも不幸にもなれる。今年もポジティブ思考で幸せになりましょう!!
先月号では「16時間ダイエット」と「オートファジー」について書きました。昔から、規則正しく食事をとる…
「16時間ダイエット」を止めました。昨年知人から教えてもらった「16時間ダイエット」。よく理屈も分から…
先月第9回SGAゴルフ部コンペが開催されました。以前のSGAゴルフコンペから通算すると59回目のコンペです。…
この4月、SGAでも新卒社員を迎えます。林凜(はやしりん)です。3年前に仲田智哉を採用して以来です。中央…
いまはやりの「ディール」という言葉。本来は取引とか売買とかを意味しますが、米のトランプ大統領が使う…
煩わしい手続から申告までを一括でお引受け
相続税対策、納税資金の準備を応援
遺言書作成サポートサービス
次世代以降まで残すための財産管理
認知症になっても希望どおりの生き方を
会社の10年先を考えた事業承継をサポート
売却前の企業価値診断サービス
まるっとお任せ経理代行サービス
Copyright © 新宿で税理士を探すなら新宿総合会計事務所 All Rights Reserved.