先月16日、お陰様で滞りなく所得税の確定申告業務を終了することができました。
月報記事にもありますように、当日は18時から打ち上げを開催いたしました。年が明けてから、とりわけ申告までの一カ月間のストレス・プレッシャーと残業による体力消耗戦から解き放たれるわけですから大いに盛り上がるのは昔からの変わらない風景です。
変わったのは申告書の提出の仕方です。今は電子申告ですが、15年近く前までは税務署へ直接持参するか簡易書留(日付が大事)による郵送でした。添付資料が多いものあるいは数件まとまっていれば持込(因みに私自身の申告は今回まで自分の手で(笑))。その他は郵送。この準備作業は最終日の前日から取り掛かります。当日は午後から提出をしにそれぞれの税務署へ出発するのですが、男性の若手ほど遠方の税務署へ。それがSGAの掟(笑)。皆が全員帰所し、申告書の控を整理したところで、いざ打ち上げ会場にという流れでした。
当時は会計事務所向けに優先の提出受付窓口が設置されていた為、比較的スムーズだったとはいえ他の事務所も来ているわけですから、それなりに時間がかかりました。最後の一人が戻ってきた時には、皆が拍手で迎えたものでした。電子申告になってからは手間が省けた反面、かような風物詩の一コマがなくなってしまい寂しいような気がしています。
話は変わりますが、アメリカとイスラエルがイランへの軍事作戦を開始して約1ケ月が経ちました。私の友人でありクライアントでもあったイラン人のナデール・モラディアン氏のことがとても気がかりです。今から30余年前のこと、ナデちゃん(私はそう呼んでいます)と初めて会ったのは、みずほ銀行さんの紹介だったと思います。荻窪から数分の住宅街にあったペルシャ絨毯の店「アパダナ」に伺いました。私が歩いてゆっくり店の方に近づいていくと、イラン人を絵に描いたようなナデちゃんが店の外に出てきて温かく出迎えてくれました。言葉がどうかなと不安に思っていたのですが、彼は日本語ペラペラでそのうえダジャレも(苦笑)。簡単なものでしたが出納帳までつけていました。よく聞くと、兵役が終わった後、営業で何ヶ国かまわったらしく、そして最後に辿り着いたのが日本ということでした。なので英語はもちろんのことイタリア語・スペイン語も。
今でこそキリムや機械織のペルシャ絨毯が手頃な値段で購入できますが、手織りシルクものは高価なものでは数千万円するものもあります。ダジャレを交えた軽妙な日本語での商品説明がウケて、軽井沢に支店を出すまでになりました。またイランにも大きな自宅とバザールには店舗も構え、大成功だったと思います。しかし、ここ十年ぐらいは高級品の売上が伸びず苦労をしていましたが、とうとう昨年店を閉めイランに戻ったばかりでした。
ナデちゃん・奥さん・娘のナディアそしてお母さん。戦争は収束の気配すら見えませんが、ニュースでイランの惨事を見るにつけ、どうか無事でいて欲しいと願わずにはいられません。

























