相続の知恵袋Archives

22 相続税シリーズ③

みなし相続財産(生命保険金)

2019年4月19日

被相続人の死亡によって取得した生命保険契約による保険金や事故を死因とする損害保険契約の保険金などのうち被相続人が保険料を負担していた部分が相続財産となります。具体的には下記のパターンとなります。1 被相続人が保険料を負担した部分 ⇒ みなし相続財産2 受取人が保険料を負担した部分 ⇒ 所得税法上の一時所得3 受取人以外が保険料を負担した部分 ⇒ 贈与[…]

21 相続税シリーズ②

相続や遺贈によって取得した財産

2019年4月17日

相続や遺贈により財産を取得すると、相続税が課税されます。相続税法では、「財産」とは「金銭に見積もることができる経済的価値のあるすべてのものをいう」と規定されています。亡くなった人が、死亡時に持っていたもので、金銭に見積もることができる経済的価値のあるものというと、不動産、現金、預貯金、有価証券、貴金属、書画骨とう、自動車など、いろいろなものが考[…]

20 相続税シリーズ①

相続税の納税義務者

2019年4月15日

相続により財産を取得した場合、その遺産総額に応じた相続税を納める必要があります。しかし、相続人の状況に応じていくつかのパターンがあり、相続税の計算が異なります。違いは、国内にある財産だけに相続税がかかるのか、世界中にある財産に相続税がかかるかです。次のいずれにも該当しない場合にのみ国内財産だけに相続税がかかります(外国人の場合は除きます)。①被相[…]

19 相続手続きシリーズ⑫

返納する書類② パスポート

2019年4月13日

運転免許証同様、パスポートにも有効期限があるため、期限を過ぎれば自動的に失効します。しかし、有効期限が5年・10年と長く、悪用される危険性がないとは限りません。義務はありませんが、なるべく早く無効化することが望ましいでしょう。用意するものは?・被相続人のパスポート・被相続人が亡くなったことを証明できる書類(戸籍謄本や住民票除票等)・指定の申請書[…]

18 相続手続きシリーズ⑪

生計同一関係申立書とは・・・

2019年4月11日

未支給年金を受け取るためには、亡くなった方と請求する方が生計を同じくしていたことが必要です(生計同一要件)。「生計同一」とは「生計維持(下記※参照)」と違い、亡くなった方と同世帯であれば、原則認められますが、別世帯の場合でも「生計同一関係に関する申立書」を提出することで認めてもらえるケースがあります。その申立書は、請求する方の続柄によって「配偶者[…]

17 相続手続きシリーズ⑩

財産調査 取引明細編

2019年4月9日

預貯金の調査は死亡日時点の残高証明書を取得するだけで万全でしょうか。相続などで財産を取得した相続人や受遺者への相続開始前3年以内の生前贈与は相続税の課税対象となりますし、亡くなる前に多額の預金を引き出し、手許に保管していれば、それも相続財産となります。死亡日前3~5年間の入出金を確認すると良いでしょう。お亡くなりになった方の死亡日前の通帳が揃ってい[…]

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