相続の知恵袋Archives

16 相続手続きシリーズ⑨

繰下げ待機中の未支給年金

2019年4月7日

老齢年金は、65歳の受給開始年齢で請求せず、66歳以降に繰り下げて受給をすると、月単位で年金額の増額が行われます。増額率は「繰下げ月数×0.7%」で、最大70歳までで42%です。その増額率は一生変わりません。65歳以降繰下げ支給の請求をするまでの間を繰下げ待機中といいますが、夫がこの待機中に亡くなった場合、未支給年金はどうなるのでしょうか。まだ年金を受給して[…]

15 相続手続きシリーズ⑧

財産調査 有価証券編②

2019年4月5日

株式や投資信託は証券会社の調査をするだけでは全てを確認できるわけではありません。2009年1月上場株式の株券は電子化されたのですが、電子化されるまでに証券保管振替機構(ほふり)に預託せず、お手元に保管されたり、信託銀行証券代行部等で単元未満株式を所有されている場合は、特別口座が開設され、管理されています。そこで信託銀行証券代行部等に特別口座の有無や、[…]

14 相続手続きシリーズ⑦

返納する書類① 運転免許証

2019年4月3日

運転免許証には有効期限があるため、期限を過ぎれば自動的に失効します。返納義務はありませんが、悪用される危険性もあるため、原則として返納することが望ましいでしょう。用意するものは?・死亡診断書又は死亡したことがわかる戸籍謄本など・届出人の本人確認のための身分証明書(運転免許証やパスポート、保険証など)・届出人の印鑑どこへ提出?・警察署か運転免許セ[…]

13 相続手続きシリーズ⑥

銀行への死亡連絡

2019年3月31日

口座の名義人がお亡くなりになった事実を銀行が把握すると、その口座は凍結され、一切の入出金を行うことができなくなります。亡くなった方の口座の凍結のタイミングは銀行によって違いますが、役所へ死亡届を提出したこととは関係ありません。新聞の訃報欄や葬儀を行っていたことを知って凍結する場合もあれば、相続人が連絡して初めて凍結する場合もあります。お亡くなり[…]

12 相続手続きシリーズ⑤

財産調査 有価証券編①

2019年3月30日

お亡くなりなった方の財産のうち、株式等の有価証券について調べる方法をご案内します。まず証券会社からの通知や配当金のお知らせ等の郵便がないか確認します。取引のある証券会社が判明したら残高証明書を依頼します。残高証明書の発行依頼書の他に、①死亡記載の戸籍、②相続人であることがわかる戸籍、③相続人の印鑑証明書が必要です。戸籍等は原本を返却するよう依頼すれ[…]

11 相続手続きシリーズ④

本人が受給できなかった障害年金

2019年3月29日

年金を受給中の方が亡くなった場合だけではなく、受給権はあるのに受給せず、または請求せずにお亡くなりになった場合に、その方が受給できるはずの年金を未支給年金として遺族が代わりに請求することができます。先日、実際にあった例を紹介します。1. Aさん(女性・独身)のケース40代でがんを患い、仕事を続けられなくなり、ご自身で生前、障害年金の請求をしたが、病状[…]

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