相続の知恵袋Archives
相続の現場シリーズ⑧

相続と譲渡

今回ご相談にいらっしゃったのは、地主であるお父様を6月に亡くされた山下修さんです。

山下修さんのお母様は既に亡くなられており、今回の相続人は山下修さんの他に弟2人の計3名が該当しています。お父様は地主として、築20年を超えるマンションを数棟保有していました。しかし、2月ごろに保有するマンションの大規模修繕が重なり出費が増え、手元の金融資産は約1億円でした。そして、相続税を把握しておくために地元の税理士に確認したところ、推定約4億円と試算されていました。

山下修さんは自分で相続について調べる中で、翌年の4月に相続税を納付するということは理解しましたが、4億円の相続税を支払えないことは明白でした。また、今回の相続において、大きな不動産が絡む相続案件の実績があり、不動産評価を得意とする一定規模の税理士事務所を探す必要がありました。

山下修さんは不動産に詳しい友人にこの件を相談したところ、相続税と相続手続きの両方を得意とする新宿総合会計事務所を紹介してもらい、無料相談を受けました。内容を濃く、正確にするために事前に必要な資料を揃えての無料相談だったため、およその不動産評価額や相続税、気を付けるポイントなどについて理解できました。山下修さんは他社も検討したものの、内容と費用が明確で相続手続きも含めてワンストップで対応が受けられる「ワンパック相続」を依頼することに決めました。

改めて新宿総合会計事務所が、金融資産評価、不動産評価、生前贈与、通帳から日々の出金状況を精査したところ相続税が4.3億円になることが判明しました。

山下修さんは弟たちに相続税の状況を説明する中で、お父様より「相続の際は手放したほうがよい」と言われていた不動産があること思い出し、新宿総合会計事務所から紹介してもらった不動産会社を通じて売却手続きに入りました。

新宿総合会計事務所は不動産相続案件の実績が豊富であったため、「ワンパック相続」で相続税の計算と相続手続きを進めながら、不動産の売却に向けた手続きも並行して進めることができました。

今回の山下修さんのケースのように、相続税の納税資金を確保するために、相続人が不動産売却をした場合、いくら譲渡所得税がかかるかも重要なポイントとなります。そして、譲渡所得税の計算には負担した相続税の一部を経費とすることができるため、不動産売却と相続税のシミュレーションを同時並行しながら、全体像を把握し進めることが鍵となりました。

新宿総合会計事務所は相続税申告だけではなく不動産譲渡の申告にも強みがあるため、不動産譲渡が絡んだ相続のケースも安心してご依頼いただけます。

手放す不動産は最小限に留めたい山下修さんら相続人と、新宿総合会計事務所の相続チームとの連携もあって、無事に相続税、譲渡所得税の納税を終えることができました。相続と不動産譲渡の案件の実績があった新宿総合会計事務所だからこそ、叶えられた案件でした。

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