相続の知恵袋Archives

「相続税シリーズ」の記事一覧

52 相続税シリーズ52

贈与税の課税方法

2019年10月15日

個人に対する贈与税の課税方法は、原則として「暦年課税」という方法で課税されます。「暦年課税」とは、その年の1月から12月までに受けた贈与の総額から、基礎控除額110万円を控除した金額に対して課税する方法です。「暦年課税」は、その年の1月から12月までに受けたすべての贈与が対象となりますので、その年に複数の人から贈与を受けた場合には、その複数の人から受けた[…]

51 相続税シリーズ51

延滞税

2019年10月13日

税金をその納付期限までに納付しないと、延滞税というペナルティがかかります。延滞税は、納付期限から起算して納付する日までの期間に応じて請求されます。延滞税の割合は、納期限の翌日から2か月を経過する日までは、原則7.3%、その後は原則14.6%となっておりますが、実際は2か月を経過する日までは、特例基準割合+1%と7.3%のいずれか低い率、2か月を経過する日後[…]

50 相続税シリーズ㊿

物納の手続きを時系列にまとめてみました

2019年10月11日

相続税を現金で一時に支払うことが難しい場合、物納の手続きをとることができます。物納の手続きの流れを簡単な時系列にまとめてみました。相続開始から10か月以内・納付方法の検討・物納財産の選定・物納申請書類の提出申請期限後3か月以内・提出書類の訂正、再提出等・物の財産の現地調査・物納に必要な措置・物納の許可または却下許可後1年以内物納の撤回許可後5年[…]

49 相続税シリーズ㊾

相続税の物納の撤回

2019年10月1日

相続税を物納で納める申請をした場合でも、物納の許可を受けてから1年以内であれば、その撤回をすることができます。物納の撤回をするには、「物納撤回申請書」または「物納申請撤回承認兼延納申請書」を税務署に提出します。「物納申請撤回承認兼延納申請書」を提出した場合は、担保を提供する必要があります。物納の撤回の承認を受けると、税務署より納付すべき税額が通[…]

48 相続税シリーズ㊽

相続税を物納で納めるときの財産の選定

2019年9月29日

相続税を現金で納めることが困難なとき、相続した財産で税金を納める、物納という制度があります。物納の申請をした場合は、どの財産で物納をするか、選定する必要があります。ただし、物納できる財産については、一定の要件を満たす必要がありますので、よく検討して選定する必要があります。以下、物納できる財産の要件です。・相続により取得した財産で、国内にあるもの[…]

47 相続税シリーズ㊼

前回支払った税金を控除できる相次相続控除

2019年9月27日

相続税は人の死亡によって財産が移転するときにかかる税金です。短い期間中に相続が連続して発生した場合、同じ物件に対してその都度相続税がかかり、負担が過重となるため、10年以内に2回以上の相続があった場合には、1回目の相続税の一部を2回目の相続税から控除できる制度を設けています。これを相次相続控除といいます。要件は下記3点になります。1 今回亡くな[…]

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