相続の知恵袋Archives
相続税シリーズ54

贈与がいつ行われたかの判断

贈与税の申告をするにあたり、重要なことの一つが、その贈与がいつ行われたかということです。贈与が行われた時期によって、申告期限や、財産を評価する時期などが決まってくるからです。

なお贈与には、口頭による贈与と、書面による贈与があります。

 

  •  ①口頭による贈与

いわゆる口約束により贈与すると言った場合、その贈与の時期は、贈与をすると言った時ではなく、実際にその贈与が行われた時が、贈与の時期となります。口頭で贈与すると言っても、実際に贈与が行われなければ、贈与があったとは言えないからです。口約束は、覆すことも可能です。

 

  •  ②書面による贈与

贈与することを書面により明確にする贈与もあります。具体的には贈与契約書を作るなどです。この書面に、いつ贈与をすると明記されている場合には、明記された日が贈与の時期となります。書面に贈与日が明記されていないときは、実際に贈与が行われた日が贈与の時期となります。

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