ひげ所長のひとりごとArchives

2019年7月 July

数年前のことです。

SGAのクライアントであった電気設備工事業のA社が静かに幕を閉じました。

売上がたたなくなったり、資金繰りに窮してだったりが理由ではありません。

後継(あとつぎ)が見つからなかったからです。

A社は売上のメインが大手の孫請けで順調でした。

職人さんは数人いましたが、誰もが腕に自信のあるベテランでした。

リタイアを決意した社長のNさんは、これはと思う一人に声をかけました。

「俺に社長なんかできないよ。

見積もりもできねえし、請求書も書けねえ。

銀行さんとも付き合わなきゃいけないかと考えただけでもゾッとする」これが答えでした。

黙っていても売上高は見込めるし、利益も出ている。

腕のいい職人さんもいる。

私はN社長にM&Aをすすめたのですが…。

社長の出した答えは、こうでした。

「どんな経営者が来るかわからないし、職人達に迷惑をかけられない」

その後、職人さん達をN社長の知人の会社に引き取ってもらって、一件落着となりました。

このことをきっかけにリタイアを考えている年配経営者と会社の経営を夢見ている若手職人(社員)とをマッチングできるといいなと考えるようになりました。

イメージはこうです。

比較的売上の安定している会社に若手経営者候補を送り込む。

1~2年経って落ち着いてきたところで返済に無理のない金額(一千万から二千万円?)の融資を受ける。

これを年配経営者に退職金として支払うが、当分の間会社が順調にいくよう若手経営者候補を見守ってもらう。

独り立ちできると判断したところで、バトンタッチする。

おおよそこんな感じです。

SGAはその若手経営者候補を「次世代塾」で教育し、バトンタッチ後は当該会社の顧問としてアドバイスをしていく。

こんな構想は纏まっていたものの、人材不足で実行に移せないままでした。

今月号でご案内の藤本江里子が入職してきましたので、いくつかある事業承継サービスのひとつとしてやっと実現できそうです。

国をあげて中小企業の後継者不足に警鐘を鳴らしていますが、M&Aになじむ企業はごくごく一握りです。

私共の取り組みが国を救う!!

ちょっと大げさですが、本気です!!

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